JAL、羽田に国際線ファーストクラス専用エントランス　ダイヤも乗らないと不可

　日本航空（JAL/JL、9201）は、羽田空港第3ターミナルに国際線ファーストクラスの出発客限定の「JAL First Class Entrance（JALファーストクラスエントランス）」を次世代機エアバスA350-1000型機が就航する1月24日にオープンする。ファーストクラスの乗客専用で、マイル会員最上位「ダイヤモンド」保持者でもファーストに乗らないと利用できない。

　室内は「洗練された和をスタイリッシュに表現」したといい、出発手続きを済ませた後は隣接する優先保安検査場を経て、出国審査に進める。

　場所は第3ターミナル3階の出発ロビーのJALカウンター奥。ファーストクラス客の応対は、これまでは専用カウンターだったが、20年ぶりにフラッグシップを刷新するのに合わせて「優雅な旅の始まりを演出する最上級の空間」を用意するという。

　A350-1000は、24日に羽田－ニューヨーク線に就航。当初は隔日運航で、2号機就航後は毎日運航となる。今年度内に予定している3号機受領後は、2路線目の羽田－ダラス・フォートワース線に投入する計画となっている。

　座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用。ファーストが6席（1列1-1-1席）、ビジネスが54席（同1-2-1席）、プレミアムエコノミーが24席（同2-4-2席）、エコノミーが155席（同3-3-3席）となる。

• 2024年1月17日
• 出典：Aviation Wire