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ANA、羽田-ミラノなど3路線就航へ 欧州強化、ウィーン8月再開=24年度国際線計画

 全日本空輸(ANA/NH)グループは1月23日、2024年度の事業計画を発表した。国際線は好調が継続している欧州路線を強化し、新型コロナにより就航を延期していた羽田-ミラノ・ストックホルム・イスタンブールの3路線を下期中に開設する。また運休中の羽田-ウィーン線を8月に再開するほか、運航中の羽田-ミュンヘン・パリの2路線を増便する。

 ミラノ・ストックホルム・イスタンブールの新規3路線の詳細は、開設時期や運航スケジュールなど決定後に発表する。8月1日に再開する羽田-ウィーン線は週3往復で、羽田発を月曜、木曜、土曜に、翌2日からのウィーン発は火曜、金曜、日曜に運航する。

 羽田-ミュンヘン線は現在週4往復、羽田-パリ線は週3往復で、2路線とも7月1日から週7往復(1日1往復)に増便する。パリ線は7月26日のみ、パリ五輪開会式に伴う空域閉鎖により運休となる。

 アジア路線も順次増便・復便する。1日1往復ずつの羽田-北京・上海(浦東)の2路線を、夏ダイヤが始まる3月31日から同2往復ずつに増便。運休中の成田-香港線は4月16日に再開し、週3往復運航する。週5往復の羽田-クアラルンプール線は9月1日から1日1往復に、1日1往復を含む週12往復の羽田-ジャカルタ線は9月1日から1日2往復に、それぞれ増便する。

 一方、運休は2路線。週3往復ずつ運航中の成田-北京と成田-広州の2路線は3月31日以降は運休となる。このほか1日1往復を含む週10往復の成田-上海線を1日1往復に減便し、週3往復の成田-パース線は一部日程のみ運航する。

 また、ANAグループのエアージャパン(AJX/NQ)が新ブランド「AirJapan」で就航する成田-バンコク(スワンナプーム)線は、当初の週6往復を4月30日から1日1往復に増便する

  • 2024年1月23日
  • 出典:Aviation Wire
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