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ハワイアン航空、787-9に個室空間ビジネス 24年就航、初号機11月受領へ

 ハワイアン航空(HAL/HA)は現地時間5月15日、2024年に就航を予定するボーイング787-9型機の機内イメージを公表した。ビジネスクラスにはスライドドアを採用し、個室空間を設け、ハワイの自然を照明やデザインで表現する。初号機は今年11月に受領予定で、2027年までに初号機を含む12機を受領する見通し。

同社の787-9は2クラス300席で、ビジネス34席、エコノミー264席。エコノミーのうち79席は足もとの広い「エクストラコンフォート」となる。機内は朝日や夕陽をイメージした照明や、天然の木目をあしらったウォールパネルを導入。風や波をイメージした曲線的デザインで、ハワイの自然を表現する。また、シート生地などのデザインには、ハワイに自生する植物をイメージした柄を採用した。

 ビジネスクラス(プレミアムキャビン)は、ハワイ語で「星の輪」を意味する「レイホク」から「レイホクスイート(Leihōkū Suites)」と命名。1-2-1配列で、全座席が通路に面する。各座席にスライド式のドアで個室空間となるほか、中央席の間には仕切りを設け、同行者がいる場合に下げて利用できるようにした。フルフラットシートで、18インチの個人モニターと電源、ワイヤレス充電も備える。

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