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ニュージーランド航空、3段ベッドを787エコノミー世界初導入 24年に北米路線

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は、世界初となる睡眠ポッド「スカイネスト」を2024年9月から導入する。ボーイング787-9型機のエコノミークラスに備える3段ベッドで、片道14時間から17時間を超えるオークランド-ニューヨーク線とシカゴ線の超長距離2路線に導入する。

 スカイネストは、プレミアムエコノミーとエコノミーの間に設置。6室用意する各ポッドには個人用USBコンセントや換気口を備えるほか、乱気流時にシートベルトサインが点灯した場合でもシートベルトを締めてポッドに留まれるようにする。

 予約方法や価格などの詳細は未定。現段階では4時間で約400-600ドル程度を見込む。北米路線への投入について、同社は「北米は長距離路線で、快適な睡眠を重視するプレミアム層が多い。スカイネストには最適な市場」と説明している。

 ニュージーランド航空はこれまでに、エコノミークラスの横一列が平らなソファになるシート「スカイカウチ」を開発するなど、多様なシートを提供している。

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